転職失敗しないための求人票の見るポイント

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こんにちはscrappapa(すくらっぷぱぱ)です。

私は30代の子育て奮闘中のサラリーマンパパになります。
なんだかんだで会社では中間管理職のポジションで頑張らせていただいております。

人的資本を高めるために転職も一つの手段としてあるかもしれませんが
転職を失敗してしまっては元も子もないです。

今回は『 転職失敗しないための求人票の見るポイント 』について記載したいとおもいます。

私は現在の部署は違いますが、以前人事部で採用の仕事をしていました。
自社の求人票を作成する際に、たくさんの求人票を参考にしてきましたが
そのなかでこの企業はうまく記載しているなと思った部分があったので、その点を記載したいとおもいます

そもそもいい企業の条件とは?

・働きがいがある
・給与がいい
・残業代支給
・残業が少ない
・福利厚生が充実
・退職金がある

上記がパッとあげられるかとおもいますが、
気になる企業の求人票に下記の記載があったら注意が必要です。
※もちろん人によってはいい企業の条件は違うのであくまで参考程度の気持ちで見てもらえれば幸いです。


①固定残業代込みの給与

固定残業代込みの給与の記載は高額なのがほとんどで、
最初見たときは好待遇と勘違いしやすいですが、
労働基準法で1日8時間を超えれば残業代として通常の1時間単位の給与
いわゆる時給に関して1.25倍の金額を割り増しにしなければなりません。

例えば時給1,072円(※東京都の最低賃金)であれば残業代は1,340円になります。
固定残業25時間とかであれば1,340円×25で33,500円が含まれた給与となります。

東京都の最低賃金が1072円で月の平均時間が160時間(8時間×20日)
+33,500円で合計205,020円になります。

固定残業月〇時間を含む(例月25時間の残業時間も含む)等の記載で
もし残業代の時間を含めた金額が、この金額を下回っていたり、その金額に近い場合は注意してください

固定残業含むということは、残業ありきと考えたほうがいいので
その部分も了承したうえでの選択をしたほうがいいです。

②完全週休二日ではなく『週休二日』の記載

週休二日と完全週休二日は違います。

完全週休二日とは毎週必ず2日の休みがあることをいいます。
ただし、それが何曜日なのかは会社に確認する必要がありますが
基本的には土曜日、日曜日になるかとおもいます。

週休二日は「1年を通して月に1回以上、2日間の休みがある週があること」のことをいいます。
飲食店等、休みが不定期な企業はこの体制なことがあります。

週休二日も完全週休二日も法的には問題ないです。
週休二日が休みが多いかというと多くはないことがほとんどです。

③平均年齢が若すぎる

年齢層が高い人がいないということは、
裏を返せば年齢層が高くなるまで続ける人がいないということです。

年齢層が高くなれば、普通は家庭を持ち、子供ができ、
養育費等でなにかとお金がかかかります。

その家庭を養えるほどの給与がもらえなければ、なかなかその仕事を続けようとはおもいません。

ただし、平均年齢が若すぎる別の理由として、まだ創業して間もない等、
まだ若手しか集まらないという理由であれば、まだ伸びしろがあってやりがいはあるかもしれません。

④賞与の記載がない

求人票の給与体系で賞与の記載が無い時は注意が必要です。
よく諸手当と記載がありますが、それは賞与ではなく手当のことが多いです。

求人票で記載がなくても賞与をだす企業はもちろんありますが、
入社してみて賞与は無かったということがあるかもしれません。

法的(労働基準法)には別に賞与の支給は義務ではないので
賞与がないのは企業側としては問題ないからです。

求人票ではないですが、財務諸表から、希望の企業が賞与があるか確認することも可能です。
財務諸表は上場している企業が開示を義務づけているものになりますので
インターネット上から確認することが可能です。

そのなかで「賞与引当金」の記載があればその企業は賞与を行っています。
もし賞与引当金が無い、もしくは記載が0円であれば賞与は無いと思うべきです。

その他、退職金の有無ですが、求人票に記載がないのがほとんどです。
最近は退職金をだせない企業が増えてきています。

退職金に関しても法的(労働基準法)には支給は義務ではないので
無くても企業としては問題ないです。

ここ最近は退職金の確保が企業としても難しくなりつつあるため、
確定拠出年金にしている企業が多いです。
確定拠出年金の記載があれば退職金制度があるとおもってください。
※確定拠出年金について下記の記事もよければ参照してください。

確定拠出年金とiDeCo(イデコ)ってなに?
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企業は人を採用するにあたって予算があります。
年収400万円まで出せる。年収500万までだせる等

そのなかで企業が求める人材はその予算を上回るパフォーマンスを出せる人を求めています。

新卒や第二新卒は将来性を考え、多少できなくても入社してからの伸びしろの期待で採用してくれることもありますが、
中途採用に関しては自分の商品価値を企業がみていると思ってください。

今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございます。



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